屋久島

日課

ども、僕です。

屋久島・禅修業の旅レポートをお届けしていますが、ここでいきなり

DJ shinjiの「お料理☆渚の黒コショウ」をお届けします。

先ほど作った「海老とアボカドのポテトサラダ ワサビ和え」





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:材料

ジャガイモ 中4個
アボカド 1個
むき海老 適宜
きゅうり 1本

酢 適宜
あまくち醤油 適宜
ブラックペッパー しこたま
マヨネーズ ベチャベチャにならん程度
ワサビ ブリブリっと

:手順

じゃがいもを切ってレンジで柔らかくします。
アボカドをくり抜いて潰し、酢と醤油とマヨネーズとワサビに絡めます。
ブラックペッパーをしこたま降り、茹でた海老と輪切りにしたきゅうりも入れます。
レンジあがりのジャガイモを「モサッ」と潰します。(上のアボカド達が水っぽいのでジャガイモはざっくりと)
ジャガイモも和えて、アボカドの殻に盛りつけて完成です。

所要時間は30分くらいです。「もう一品」にいかがでしょう?



さて、屋久島レポですが、

3週間分を1日1日追って行くのも面倒ですし、読んでる方も飽き飽きだと思うので、

カテゴリ別で更新したいと存じ上げます。

まず、お寺での日課です。




 5:00 振鈴(起床)洗面  
  :15 暁天坐禅 一炷(一炷は45分)  暁天=早朝
 6:00 朝課(読経)  
 7:30 粥座(朝食、お粥) 後、スッタニパータ・ブッダのことば(第四章)朗読

 9:00 作務(清掃、薪採り、畑、その他)
12:00 斎座(昼食) 

13:30 作務 自由時間、等
17:30 薬石(夕食)  

19:15 夜坐(夜の坐禅) 二炷
21:00 開枕(就寝) 






とまあ、月曜から金曜の夕方まではこの日課です。

金曜日は「坐禅会」というものがあり、夜と朝の禅がそれぞれ1セット増えます。







16:30 薬石(夕食)  

18:15 夜坐(夜の坐禅) 三炷
21:00 開枕(坐禅堂で就寝)

 4:00 振鈴(起床)洗面  
  :15 暁天坐禅 二炷
 6:00 朝課(読経)  
 7:30 粥座(朝食、お粥)


こんなかんじです。



そして、初日の作務の様子↓









午前中から昼またいでずっと草むしりしてると、そりゃ、飽きてきます(笑)

しかし、この雑草が自分の頭の中の煩悩だろうと勝手に決めつけ、ひたすらむしっておりました。










帰りたい・・・・






続く・・・







坐禅ボーイズ

春は花

夏ホトトギス

秋は月

冬 雪さえて

涼しかりけり

                          by 道元



ども!  僕です。

ご無沙汰しておりました。


人生の交差点に迷い込み、右も左もわからなくなったので、

10月10日から3週間、鹿児島の南にある島で

禅修業をして参りました。





大きな地図で見る




高速基山より高速バスで3時間半。(4800円)

鹿児島港に到着。

ここからフェリーで移動ですが、時間の都合により泣く泣く高速船を利用。

高速船は普通便に比べ、航海時間が半分ですが値段が倍です。(6500円)

14:55宮之浦港着。




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なんというか、島が山というか、山が島というか、

すごい雰囲気を放っていました。




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パノラマで撮ったけど、撮り方イマイチわからずグニャングニャン・・・


目的地(街の反対側方面)へのバスは本数が少なく50分待ち。

ようやく到着したバスに乗り込み、目的地であるF寺を目指します。

最寄りのバス停を降り、F寺HPによればここから1時間ほど徒歩との事。

コピーしてきた地図を頼りに歩く。

もともと少なかった人気がどんどん減り、林道を一人歩く。

太陽の方角を見ると、もう山の先に差し掛かっている。ヤバい。

森からは「キャーーーーーーッッッ!」「ガサガサガサッ!」

とか聞こえるし、猿に襲われたらどーしよ思いながら早歩き。

こりゃ、間違えてたらヤバいなと思い、入ったり入らなかったりの電波の中

寺へ電話する。

すると迎えに来てくれる事になったので、とりあえず歩き続けた。

舗装はされてるが、頭上を覆う木の枝で、時間の割に薄暗い森を進む。

前方からワゴン車が近づいてきて、「オオグシさん?」

という坊主頭の人。助手席では犬がキャンキャン吠えてる。

「ハイ!(迎えに来てもらって)すいません!」と言うと

「Uターンしてくるから、乗って。」と和尚。

うーん、怖そうだ。つか犬怖ェ(犬嫌い)

Uターンしてきた車に乗り込み、挨拶をする。

にしても、泥だらけ苔だらけクモの巣だらけのきったない車だ・・・。和尚さんクサイし・・・。

そんな事を考えながらもドンドン車は山奥へ進む。

とうとう舗装が終わり、砂利道になる。




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「ここで降りるよ」と車を降りた先は川だった。




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この川、朝のいい時間帯に行けば




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こんなのが拝めたりします。

この川を渡って山道を登っている時、

「あちゃー・・・、とんでもないとこ来ちゃったかなー・・・」

と少しヒいていると、門?が見えてきました。




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到着しました、目的地。右が庫裏(母屋)で左が作業小屋。




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ここが寝泊まりする宿坊。




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「うわああああ」(複雑)

HPで調べてはいたけど、いざ目の前にするとそのアナログぶりに弱気になる。

「荷物降ろして着替えて来なさい」と言われ、宿坊へ行く。




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ゴゴゴゴゴっと引き戸を開けると「パタパタパタパタッ・・・・・」と何かの足音があちこちから。

「トトロ」かよ。

15畳程のスペースに阿弥陀如来様が待ち構えていらっしゃいました。

とりあえず仏様に「よろしくお願いします」と一礼すると、

肩にポトッとヤモリが落ちてきた。

母屋へ行くと「今日は風呂に入るからお風呂沸かして」と和尚。

五右衛門風呂の沸かし方のレクチャーを受ける。

風呂焚きは楽しかったので、3週間ずっと自分の仕事だった。

続いて薬石(夕食)の準備。

薪ストーブに火を熾し、カワハギのぶつ切り焼きとカボチャの味噌汁を二人で作った。

食事を終え、明日からの日課を聞き部屋へ戻る。

陽も落ち、すっかり暗くなった敷地内の移動は懐中電灯必須。

宿坊に戻り、電気をつけると、ヌシ級のコブ(でかいクモ)が3匹壁にいた。




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明日から5時起きなんで寝ようと豆球にする。

外は虫の声と川のせせらぎ。中は何かの足音。

初日は虫が気になって5回 目を覚ました・・・(小心者)

明日から20日間の修行がはじまるるるるるるるzzzzzzzzz・・・・




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