映画

THIS IS IT

こんばんわ。
マイケル・ジャクソンです。

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もとい、yu-kiです。

さあいよいよ公開されましたね。マイケル・ジャクソンの最後のコンサートのリハーサル映像を元に映画化した話題作「THIS IS IT」。

2週間限定公開(延長するとこもあるみたいですが)ということで早速Marと二人で観てきました。



映画館までの道中はもちろんマイケルをBGMに。
テンション上がりますねー。やっぱマイケル最高。


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しかーし、調子に乗って寄り道してたらまさかの遅刻…


まあまだ始まったばかりなので

「ドンマイケル!」


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と気を取り直し劇場へ。


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くぅー、ポスター見るだけで痺れるぜマイケル!




とは言ってみたものの正直個人的にはあんまりこの映画自体には期待してなかったというのが本音。

元々映画用に撮った映像では無いでしょうし、リハ映像が中心との事前情報も伝え聞いてましたのでまあ無理矢理映像を継ぎはぎしたモノかなと想像してました。

しかもワタクシが今まで観てきた音楽ドキュメンタリー映画は駄作がほとんどなので(マーティン・スコセッシのメガホンによるザ・バンドやボブ・ディランのドキュメンタリー映画等は文句無しの傑作ですが)まあ過度な期待はせず軽い気持ちで劇場のシートに腰掛けたわけです。


そりゃJackson 5の「I Want You Back」Tシャツは着てきましたけど!


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ところが観始めてすぐ予想は覆されました。

正直映画としてはツメが甘いですし過剰にマイケルを美化し過ぎるきらいはありましたが、それを差し引いても素晴しい映像でした!

とにかくリハとは思えないマイケルのパフォーマンスが凄すぎ。
本気で歌いあげるわダンスはキレキレだわで息つく暇なし。

とても御年50歳のオッサンにはみえません…


マイケルの衝撃パフォーマンスにMarも口あんぐり…
と思ってたら爆睡してました(#^.^#)


「スリラー」から「ビート・イット」という一番の見せ場で眠ってしまうのがなんともMarらしい。。。



さて映画の方に話を戻すと、基本的にリハーサル風景、共演者&スタッフへのインタビュー、演出の裏側などで構成されてるのですがワタクシが興味をひかれたのは数少ないマイケルの肉声の部分ですかね。

ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんがもうやっぱマイケルは音楽に対しては天才ですね。

スタッフへの音楽的指示や演出へのこだわり含めエンターテイメントに対する愛情と情熱は半端ないです。

無理な話ですがホントこのステージは実現してほしかった。
きっと物凄いモノが出来上がってたはずです。
そこは残念でなりませんね…


個人的なベストシーンはJackson 5コーナーの「I’ll Be There」。
もう最高。正直泣きそうでした。


というわけで公開期間も残り僅かですし興味ある方は是非ご覧になることをオススメしますよ。







そして観覧後、なぜかマイケルに首ったけになってるMar。


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よくいますよね。
ブルース・リーやジャッキー・チェンの映画観た後カンフー・ポーズで帰る舞い上がった輩が…

この日のMarがまさにアレ。
途中寝てたくせに…



もう何を聞いても

「フォー!」とか「ポゥー!」としか言ってくれません…


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こんな調子です…


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途中から、

「キング・オブ・ポップ継ごうかな~」

と、訳分かんない事まで言い始めました…


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ムーン・ウォークまでやっちゃってます…


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もうこうなったら何を言っても聞く耳持たず…


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黒子にまで手伝ってもらって熱演してます…


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やれやれ。

でわ、最後にMar本人がベストショットという一枚を…


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黒子クンありがとう。
ご迷惑おかけしましたm(__)m


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今日は松田優作さんの命日です

本日11月6日は、わたくしが尊敬してやまない故松田優作氏の命日ということで、毎年できる限り喪に服すことにしております。

今年で没後丸20年になりますね。


今日はもうすぐ一般公開となるドキュメンタリー映画「SOUL RED 松田優作」が新宿で先行上映されたようです。

予告編はこれ ↓




この産経ニュースの記事によると、先月行われた東京国際映画祭特別企画「映画人 松田優作の世界」のオールナイトイベントのゲストで、森田芳光監督の名作「家族ゲーム」で共演した宮川一朗太は、こんなエピソードを話したそうです。



—-以下引用—–

撮影時、優作は33歳。16歳だった宮川は「優作さんが『どうしたんだよ』と聞いてくれたので、演技に自信がなくなったと言うと、『それでいい。天狗(てんぐ)になるよりよっぽどましだ』とおっしゃってくれた。その言葉を肝に銘じながらやってきました」。




しびれるねーー。




「家族ゲーム」のラストの食卓の流回しシーンもしびれるねーー。







で、その2日前の11月4日、われらがtaQmaの誕生日でした。



ついについに断髪したようです!!!


詳細はayaちゃんのuncosaicoにて!!必見!





映画レビュー 「スラムドック$ミリオネア」

今年のアカデミー賞最多8部門に輝いた映画「スラムドック$ミリオネア」を先ほどみました。


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結論から言うと、かなりおもしろかったです。星4.5個。


[とりあえず あらすじ by シネマトゥデイ]
テレビ番組「クイズ$ミリオネア」に出演し、賞金を獲得したジャマールだったが、インドのスラム街で育った少年が正解を知るはずがないと不正を疑われ逮捕される。ジャマールになぜこれほどの知識があり、この番組に出演するに至ったのか。警察の尋問によって、真実が明らかになっていく。

という感じの話です。


最初のほうはただ主人公がクイズの正解を知ることになった理由が明かされていくだけだったので、このままどういう展開になるんだろうと思っていましたが、後半は前半におかれた布石がバシバシ功を奏してかなりおもしろいです。話がすごくよくできていると思いました。(ネタばれになるので詳しくは書きませんが)


監督はご存知ダニー・ボイルですが代表作「トレインスポッティング」よりもこっちのほうが私は好きですね。インド人とインドの風景が画的にもかなりかっこよく撮れています。

世界一の映画産出国であるインドの、しかもボリウッドで有名なムンバイが舞台だけあって(が理由かどうかはわかんないけど)、出演してるインド人俳優さんたち、子役も含めて演技もすごく上手。一人も知りませんでしたが、みんなボリウッドスターなんでしょうね。


ちょうど昨年私はこの映画の舞台となったムンバイを訪れたのですが、なじみのある場所もちょくちょく登場して、それがさらに個人的なところでおもしろさを増幅させた気もしますが。。。



一つ気になったのは、スラム育ちの主人公が英語をペラペラ話すところ。

映画前半はほとんどヒンディー語が話され、それに対応する英語字幕が出ているのですが、後半はほぼ英語だけになります。前半の主人公はヒンディーを話しますが、後半はほぼ英語だけ、しかもペラペラ話します。

主人公の現在の職業がテレフォンサポートセンターで働くチャイ屋という設定なのでたしかに英語を多少話してもおかしくはないのですが、小学生くらいの年齢のときもかなり英語を話している場面があります。学校のシーンでは英語で授業が行われていましたが、その学校もとある理由ですぐに行かなくなってしまいます。

成長していく過程で、途中外国人観光客相手のガイドの仕事をするくだりがあったりもするのですが、それ以前のところでも結構英語を使っています。

後半大人になった主人公と主人公の兄貴が二人きりで話すシーンがあるんですが、そこも全部英語。幼少期はヒンディーで二人とも話してるのに。普通兄弟だったら大人になってもネイティブであるヒンディーで話すんじゃないかなと思ってしまいました。


ちょっとしかインドのことはわかりませんが、私がインドに行ったときに感じた範囲で言うと、スラムのようなかなり貧民街にいるインド人はそんなに流暢に英語を話せないような気がします。バリバリに観光客を相手にしているインド人ならありえる話ではありますが、な~んかそこは違和感を覚えました。

ただ、もし主人公が英語がカタコトならこの映画は成立しない気がするので仕方ないとは思いましたが、なんか途中で違和感を覚えはじめるとずっと最後まで引きずってしまうのでちょっとそこは気になりましたねー。(まぁでも実際のところはよくわかんないです。もうほとんどインド人みたいになっているインド在住の日本人の友人に今度ムンバイのスラムの現状を聞いてみたいと思います)

ということでその辺差し引いて星4.5個です。でもわたくし結構採点甘いので悪しからず。


エンドロールの最初のほうに、ビクトリアターミナス駅の構内で出演者が踊るシーンがあるのですが、そこは北野武監督の「座頭市」での農民が農具を持って踊るシーンみたいな感じでした。まぁインド映画でよくあるボリウッドダンスだと言えばそれだけなのですが・・・。なんとなく座頭市のあのシーンっぽいなと。。

でもなかなかそこはかっこいいので、劇場公開後に映画館で観られる人は、本編が終わっても席を立たないほうがいいかもしれません。

普通は大量のインド人でごったがえしているビクトリアターミナス駅なのに、誰もいない状態で踊っているから、なおかっこよく見えたのかも。。



最後にこの映画にもたびたび登場するムンバイの世界遺産「チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(旧名ヴィクトリア・ターミナス)」の写真を。相当カッコイイですよこの駅。

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新人監督

ごぶさたです。最近なにかとバタバタしているryuです。

今回の映画紹介は監督に注目してみたいと思います。

 

まずは たみおのしあわせ を紹介します。

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【ストーリー】神埼民男は、とある町で父・伸男と2人暮らし。女性とのつきあいが苦手な民男が、伸男の上司の紹介で見合いをすることに…。相手は、容姿端麗で聡明な瞳。瞳はオクテな民男を巧みにリードし、伸男と話しを合わせるのもうまい。そんな彼女からプロポーズの言葉を先に切り出される。お見合いから結婚までの道のりを右往左往しながら進むウェディング狂騒曲は、プチに哲学、なのにユーモラスな大人の物語。

 

 

この作品は『時効警察』の熊本さんでおなじみの岩本了が監督してて、主演はオダギリジョー!麻生久美子!!ときたら、だれでも時効警察的な脱力ギャグでまったりした系ラブストーリーをイメージしますよね!

でも実際は・・・・・・・・・。

いや好きなタイプの映画ではあるんですよ!

出てくる役者はみんな演技うまくて安心して見られるし、前半の 父(原田芳雄)(オダギリジョー)の日常がしっかり描かれていてよかったし。

でも、なんか途中から・・・おじさんが出てきたあたりから・・・なんか雲行きが怪しくなっていって、どんどん話は進んで行くけど、なんかちょっとむずがゆいというか気持ち悪いというか・・・

大丈夫かなぁとか思っていたところに結婚式当日になって、賛否両論(ほとんど否)まきおこっているエンディングに向かっていくわけですが・・・。

正直 私はエンディングにはえぇぇぇぇってなりました。

ラストは有名映画 2作品のパロディをやりたかっただけか?って感じの???なラストです。

このラストを理解できる人はどのくらいいるんだろうか?

俳優としても一筋縄ではいかない岩松了、映画もかなり厄介ですよ。

点数つけるとしたら55点 普通の方にはオススメできません。

 

 

で、この映画をみてて映画界にひとつ言いたい事を思い出しました。よく映画にカメオ出演で有名人がチョイ役で出てますよねぇ俳優にかぎらずスポーツ選手とかタレントとか・・・私はあれが大嫌いです。せっかく映画の物語の中にドップリ入り込んで見ている時に急に有名人がチョイ役で出てこられたら、一瞬にして現実に引き戻されるというか、一気にさめます。あれはぜひやめてほしいです!コメディとかなら別にいいんですけどね。

 

 

二本目は 歩いても 歩いても を紹介したと思います

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【ストーリー】夏の終わりに、横山良多は妻と息子を連れて実家を訪れた。開業医だった父とそりのあわない良多は失業中のこともあり、ひさびさの帰郷も気が重い。 明るい姉の一家も来て、横山家には久しぶりに笑い声が響く。 得意料理をつぎつぎにこしらえる母と、相変わらず家長としての威厳にこだわる父。ありふれた家族の風景だが、今日は15年前に亡くなった横山家の長男の命日だった…。

 

 

いいですねぇ。これはいい日本映画です。

レミオロメン的な無駄にエモーショナルに歌い上げるような映画が好きな人はオススメしませんが、私は好きですね。

この映画の監督は是枝裕和(これえだ ひろかず)なんですけど、結構好きな監督です。

カンヌで最優秀男優賞をとった「誰も知らない」(この映画はあんまり好きじゃない)が有名ですが、私は1999年公開の「ワンダフルライフ」がすごい好きです!

私の好きな日本映画TOP10には1999年以来ずっとランクインしております。これもGReeeeN的な方にはオススメしません。

「歩いても 歩いても」は見る人それぞれ違ったように感じるんじゃないでしょうかね。点数的には80点以上の点をあげてもいいですね。

なにもする事がない日曜の昼下がりあたりに一人でまったりとみたらいいんじゃないかと思います。

 

 

最後に期待の新人監督を紹介したいと思います。

デビュー作で同性愛というテーマを扱って業界にインパクトを与えたかどうかは知りませんが、38日発売のビデオ ザ ワールドにもインタビューが載ってるらしくて、今度Vシネを撮るらしい新人監督です

 

http://shayman.tamaliver.jp/e48815.html

 

みんなでこっそり応援してあげましょう!!!

 

 

P.S. かずよし君あなたに連絡をとりたいんですけど、携帯がつながりません。これをみたら至急連絡下さい。

 


TSUTAYA 大樽店

え~どうも ryu です。

最近、TSUTAYA 大樽店にいくひさしく入荷したDVDの中から2本ほど紹介したいと思います。

まず1本目はイギリス映画の「フローズンタイム」を

51oqv7vix1l_sl500_aa240_1 【ストーリー】画家志望の美大生・ベンは恋人にフラれたショックで不眠症になってしまう。そのせいで一日8時間も増えてしまったベンは、余った時間を活用するためにスーパー・マーケットの深夜バイトを始めることに。しかし、そこで働くのはイタズラ好きの悪友コンビやブルース・リーおたく、時間恐怖症のレジ係・シャロンと、ダメな若者たちばかり。2週間の不眠が続いたベンは、ついに時間の観念を失い、突然、周囲の世界がフリーズしてしまう!

というお話なんだけど、監督は有名ファッション誌で活躍している写真家のショーン・エリスっていう人で、写真家出身の監督がよくやりそうな映像はすごいけど中身がない!みたいな映画じゃなくちゃんと物語をみせてくれる映画です。

すこし前の作品なんで見た人もいるかもしれませんが、男友達とじゃなく、女の子と二人っきりで見るのをオススメします。ジャンル的にはラブコメなんで難しくなく楽にみれますよぉ。注意点はすこしエロいので、純真無垢な高校生カップルなんかはオススメできません。すげー泣ける!・・・とかいう作品ではないですけどお部屋デートなんかにはいいと思います。

スーパー・マーケットで働き始めてから面白くなっていくんですが、そこまでいくまでにちょっと長いかなぁという所とラストをもう少しがんばってほしかったなぁ・・・
けっして完成度は高くないですがいい作品だと思います。点数をつけるなら72点くらいあげてもいいんじゃないかと!

二本目は「ひゃくはち」です

51nxibbv9wl_sl500_aa240_1 【ストーリー】雅人とノブは甲子園常連野球部の補欠部員。出場メンバーの当落線上ギリギリの2人はあの手この手でベンチ入りを企てるが、鬼監督サンダーから命じられるのはライバルチームの偵察など雑用ばかり。挙げ句、超有望株の新入生が入部し、残された席はあと一つ…。今まで支え合いながら頑張ってきた親友同士の2人は、最後の夏の甲子園ベンチ入りを懸けた熾烈な争いを決意する―。

夜もいくひさしくふけてきましたので簡単にしか説明しませんが、ぜひこの映画は元高校球児や野球をやってた人に見てもらいたい映画です。野球に興味がない人はつまらないかもしれないけど、ドラマのルーキーズなんか見るくらいなら、これを見ろといいたい!(漫画のルーキーズはおもしろいです)
青臭い映画ですがその青臭さがいい!笑って泣けてますよ。

点数は青春映画というカテゴリーの中だけなら80点以上あげてもいいですがぁ・・・う~ん・・・68点ぐらいかなぁ。全体的に雅人メインで進むという感じだったので、もっとノブの深層心理を描いてほしかった。雅人と女子大生のシーンは出会いから毛のシーンまでのくだりだけでよかったんじゃないかと、他のシーンはいらないんじゃないかと。他にも言いたいことはありますが、眠いのでやめときます。

次回は、たみおのしあわせ、歩いても 歩いても、純喫茶磯辺、百万円と苦虫女、同窓会のうちのどれかをご紹介したいと思います。