

これはSSD(Solid State Drive)と呼ばれるまぁ簡単に言えばハードディスクみたいなフラッシュメモリを搭載していて、そのバッテリー駆動時間が8.3時間ということでも非常に人気の高いモデルです。
ハードディスク(HDD)ではなく、SSDが搭載されていることで何が嬉しいのかというと、読み込み速度がHDDと比べ圧倒的に速いため、OSやソフトの起動スピードが劇的に上がったり、消費電力を抑えられたり(それによりバッテリー駆動時間UP)、HDDだとカリカリと鳴るシーク音がSSDだと無音だったり、熱くならなかったり、衝撃に強かったり、と言うわけで、結構いろいろといいことだらけなのです。
弱点はというと、まだまだ同じ容量だとHDDに比べてはるかに価格が高いということ(以前と比べたらだいぶ下がりましたが)と、HDDだと2TBのものが今発表されていますが、SSDだとまだ256GBくらいしか存在しないなどありますが、まぁこれからはHDDに変わってSSDが主流となっていくことは間違いありません。
さぁSSDの説明はこのくらいにしといて、この大賞に輝いた Eee PC 901-X にも弱みがあります。それはSSD搭載ということで容量がたったの12GBしかないということです。今ではノートパソコンなら120GBとか160GBとか普通に存在しますが、やはり12GBでは少なすぎます。
しかも12GBと言いながら、実は2枚のSSDがささっていて、4GBのが1枚、8GBのが1枚の合計2枚で12GBという始末。システムドライブのほうが4GBなので、ほんとOSとOSのアップデートモジュールだけでほぼ満杯状態になっちゃうのですね。これではさすがに使えません。。。
というわけでこの4GBのSSDを何とか交換できないかと調べたところ、動作保障はしていないということですが、Dell Inspiron Mini 12 用にBaffaloが出している32GBのSSD「SHD-DI9M32G」がEee PC 901-X でも動くという情報がいろんなツワモノさんたちのブログで書いてありました。
そこで私も早速挑戦してみることに。(ここからは備忘録も兼ねていますので興味のない方は読み飛ばしてください)
ネットでそのSSD(SHD-DI9M32G)を購入。

さぁ分解開始です。まずはキーボードのとりはずし。

キーボードには平面コネクタが付いていますので、慎重にそれを抜きます。黒いロックを矢印の方向にマイナスドライバーなどで押し上げてからはずします。


青丸のところのタッチパッド用コネクタはちょっとデリケートなので詳しく抜き方を説明すると、


表はいったんこれで置いておいて、裏返します。

ここまでくるとようやくパームレストが取り外せます。

左側面にツメが2箇所ある↑のに注意しながらパームレストをはずします。
ようやくマザーボードがあらわに。。。

裏返す前にディスプレイが傷つかないように、かわいらしいハンカチでカバーをしましょう。私はハートマークが付いたハンカチにしました。


↓ 黄丸の2箇所のネジをはずします。


BIOSでちゃんと32GBSSDを認識しているのを確認!!
で、肝心の使用感ですが、最初についてた4GBよりも若干遅いのかな!?一緒かな!?っていう印象ですが、まぁでも4GBじゃどうしようもないのでよしとしましょう。。。
試してみたい方は、あくまでも自己責任にてお願いします。壊れても私は一切責任は負いませんので悪しからず。。。
SSDってかなり良さげやね。うちのPCにも欲しいです。