先日会社の上司に借りたマンガがおもしろかったのでご紹介します。
ご存知の方も多いかもしれませんが、現在もモーニングで絶賛連載中の「宇宙兄弟」（小山宙哉先生）というマンガです。
[あらすじ by Wikipedia]
2006年7月9日、月に飛翔するUFOに遭遇し「二人で宇宙飛行士になろう」と約束した南波六太（なんば むった）、日々人(ひびと)兄弟。
時は流れ2025年、その時に交わした約束通り、日々人はNASAの宇宙飛行士となって月に向かおうとしていた。
その一方、弟の悪口を言った上司に頭突きして自動車開発会社を退職(実質的にはクビ)し無職となった六太。
再就職も上手く行かず意気消沈していた六太の元に、事情を聞いた日々人からメールが届く…。
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映画は宇宙もの結構ありますが、マンガで宇宙もの（というと宇宙戦争っぽく聞こえますが）はあんまりないですよね。（私はマンガで宇宙というと、「魁!!男塾」の後半で、塾長が宇宙でさまよってるのを真っ先に思い浮かべてしまいます。。。）
最初に読んだ時、よく宇宙を舞台にしたマンガを書こうと思ったなと感心しました。すごい深い知識とか調査とか表現力とか求められそう。。と。
作者の小山宙哉先生、名前（ペンネームか本名か知りませんが）にも宇宙の「宙」が入っていることから考えると、ずっと宇宙をテーマにしたマンガを書きたかったんでしょうね。でもたしかにその熱意が伝わるのかおもしろいです。
主人公のコミカルさとかそういった作品全体の雰囲気が「スラムダンク」ぽくて、井上雄彦先生を結構意識してあるような気がします。でも井上作品の風合いは好きなのでそこもわたくしとしてはOKなんですけどね。
NASAとか宇宙飛行士とか好きなので、いろいろ読んでると勉強になってそれも嬉しいです。
まだ6巻までしか出てないので、読まれてない方もすぐ追いつけますよ。
あんまり人気なかったみたいで、すぐに終わったけど、俺は結構好きだったよ。
ちなみに宇宙兄弟は、つい最近行われた日本人の宇宙飛行士候補者選抜試験のメンバーもかなり読んでるらしくて、実際の関係者のあいだでも、かなり話題らしいよ。
ちょいと前に、NHKで選抜試験の密着取材のドキュメントをやってて、閉鎖空間試験にはじめてカメラが入ったんだけど、宇宙兄弟そのまんまでむちゃくちゃ面白かったよ。
是非、見ることをお勧めします！
宇宙もの漫画といえば数年前にヤンサンで連載してた山田芳裕の「度胸星」が話題になったけど宇宙もの漫画の限界を露呈する何とも煮え切らないラストでガックリした記憶が…
四巻で終わっちゃったし。
多分本棚の奥に眠ってます。
この作品にはその壁を乗り越えてもらいたい！
読んでみまーす（＾－＾）
「ハルジャン」は見てないねー。やはりスラムダンクっぽいか。「宇宙兄弟」も主人公の雰囲気が桜木とか「リアル」の野宮みたいやもんね。
NHKのそのドキュメンタリー、めちゃ見たいねー。タイトル覚えてるなら教えて。
# Yu-ki
「度胸星」本棚から発掘されたらぜひ貸して。宇宙ものの限界を見てみたい。
NHKスペシャル「宇宙飛行士はこうして生まれた～密着・最終選抜試験～」
このサイトに内容がちょびっとのってたよ。
http://mir.biz/2009/03/0822-4000.html