直島 その2

昼食後、再びバスに乗り、本日メインの地中美術館に向かいます。バスの停留所から地中美術館までの道路脇には、モネの絵の題材となった植物が植えられていて気分を盛り上げてくれます。

img_45641 地中の庭

そしてついにたどり着きました。
img_4566 この美術館その名の通り地面の中に埋まっていて、周りの風景と完全に一体化しています。設計は安藤忠雄さんでクロード・モネ、ジェームス・タレル、ウォルター・デ・マリアの三者の作品が永久展示されています。普通の美術館と違うところはもちろん全ての建築が地に埋まっているという点もありますが、モネを中心として他の二人の作品も建築と調和(もしくは拮抗)するように制作されているという点です。建築家とアーティストが一体となって一つの作品(空間)を作り出す。そんな試みが行われています。

また地下に埋まっていながらも自然光がたくみに取り入れられた美しい展示スペースになっていて、通路の壁がちょっと斜めになっていたり、顔の高さに壁が切り取られていたりして、普通に歩くだけでも色々発見があって面白いですよ。そして全ての作品を見終わった後、併設されているカフェで再び瀬戸内海の自然と対峙した時、自然っていいなーって素直に思いました。この人工物(アート、建築)と自然の対比も直島の魅力の一つです。
img_4561 地中美術館を見学後、屋外に展示されている作品も見て回りました。
img_4570 img_4573 img_4576 img_4578 img_4579 img_45801 img_4581 img_4582 img_4583 こちらは大竹伸朗さんの作品「シップヤード・ワークス 船尾と穴」
img_4590 img_4591 これも作品 大竹伸朗「シップヤード・ワークス 切断された船首」
img_4592 片瀬和夫「茶のめ」
img_4595 ジョージ・リッキー「三枚の正方形」
img_4596 別の角度から。後で知ったのですがこの作品風が吹く事によって角度が変わるそうです。まさに屋外向けの作品ですね。
img_4585 こんな所にも作品が!
img_4589 ズームしてみるとこんな感じ
img_4586 この風景と関連させてんのかなーって思いました
img_4587 img_4588 img_4584 最後に地中美術館にも作品が展示されているウォルター・デ・マリアの作品

時間遅くて窓閉まってましたがいつもは開いてるみたいです。

今日はここまで。その3に続く・・・

直島 その1

大型連休を利用して瀬戸内海に浮かぶアートの島、直島に行ってきました。

img_4542 岡山の港からフェリーにて直島へ

img_4544 船内からの写真








20分程して直島に到着。

img_4646 img_4644 早速草間彌生の赤カボチャが出迎えてくれます。隣には豆のような形のイスが。かわいい。
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バスで案内所みたいなとこまで移動し、最初の目的地地中美術館のチケットを買うための整理券の列に並びます。この時11時頃だったんですが入れるのは2時になるとの事。
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待ち時間の間に近くのベネッセハウスミュージアムへ移動。
img_4548 入り口付近はこんな感じ。この日は天気にも恵まれました。
img_4549 img_4560 ベネッセハウスは宿泊施設と美術館が一体となった建築物で設計は安藤忠雄さん。館内には国内外の著名なアーティストの作品が展示されています。面白いのはアーティストが実際直島に足を運んでここに展示する為に作品を制作するという、サイトスペシフィックワークという手法がとられているという事。それ以外にもウォーホルやデイビッドホックニーなどの作品もありました。内容はもちろん最高です。

昼は館内のレストランで食事。

img_4550 目の前には杉本博司さんの写真と瀬戸内海、背後にはバスキアの絵が展示されているという最高のロケーションで親子丼を食らいます。

img_4554 img_4555 続く・・・

実践躬行 Tour in SPAIN  完結編

さて、公私共に忙しいので、スペイン編完結させます。

いろいろエピソードはありますが、先に進まないと、ブログネタが溜まる一方なので・・・


文才も無いので、DJらしく思い出と音楽絡めて見ました。

後半、高相・・・もとい、高城氏の影響も若干あったり、過去に出た画像もありますが、デビッド・モラレスの名曲、Need’n youのIbiza mixと共にどうぞ。


総集編VTR、回転!






実践躬行 Tour in SPAIN  vol.6

どもども。

今日はクソ暑い中、有田町消防団・夏期訓練でございました。

朝5:00集合という凶行の後、ライバル団(?)のP-sukeと共に疑似火災を消し止め、炎博広場で行われた式典で、撮影に来ていたRyuにスッパ抜かれるという有意義な日でした。

P-suke、Ryuちゃん、お疲れっした。


さてさて、すっかり面倒臭くなってきたスペイン記事ですが・・・

イビサ3日目は、朝から中心街のイビサタウンに観光に行きました。

ここには500年前に建設された「 Dart Villa 」と呼ばれる高い城壁に囲まれた街がありまして、それはそれは素晴らしいビジュアルでございました。

かつて、海賊を撃退していた砲台や、目の前に広がる地中海、澄んだ深い青空に映える白壁の家々・・・



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夕方にはイビサタウンの対角線に位置するサン・アントニオに出向き、「Cafe del mar」や「Cafe mambo」が立ち並ぶセレブな海岸で極上サンセットを味わう事ができました。



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日没寸前まで、i-Podに詰めてきた「Summer Jam’95」や「ボサノバ父さん」、「瞬間と永遠」などでチルアウト・マイセルフ。

頃合いをみてヘッドホンを外し、Cafe del mar から聴こえてくる荘厳なチルアウト・ミュージック耳を傾ける。

ここのサンセットの真骨頂である、日没とシンクロさせるDJの職人芸。

音と同時に太陽が水平線に消えると、ビーチからは歓声と拍手が沸き起こりました。

解かりづらいですが、その2分間を収めたムービーがこちら。






日没後は途端にアップ・テンポなハウスに変わり、ビーチは賑わいを増すのでした。



もうちょっと続く・・・




実践躬行 Tour in SPAIN  vol.5

ども。

最近、集中力が途切れまして、更新がおろそかになっておりました。

vol.4の時点でまだ2日目でしたので、少し駆け足で進みたいと思います。

7月14日

昨晩、Cocoonを楽しんだ僕は、イビサで初めての朝を迎えた。

オーシャン・ビューではなかったが、このくらいのサンライズならバルコニーで楽しめる。(朝からビール)



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軽く食事をし、少し眠る。
昼ごろに起きて、街をブラブラする。



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しかし、バルセロナ然り、イビサ然り、街中に吸殻と犬の糞が多い!!
スペインは老若男女歩きながらプカプカしているが、平気でポイ捨てだ。街並みがキレイなだけに残念。

あと、お犬様。
結構犬の散歩してるヤツが多いけど、フンの始末をしねェ。
それを見事に踏んだ跡がアチコチある。

スペインでは、犬のフンを左足で踏んだら、ラッキーで、右足だったら、ちょっと残念・・・だそうだが、
僕はフンを踏むのは好きじゃない方なんで、かなり神経使って歩いてたね・・・。

犬で思い出したが、バルセロナの交差点でバカデカいドーベルマンみたいな犬を散歩させてる、いや、散歩させられてるご婦人がいた。

信号が変わり、渡ろうとしたドーベルマンちゃんは、すれ違った小さな子供に襲いかかった(汗)
危うく子供は無傷で母親に助けられたが、母親激怒。

そうこうしているうちに信号は点滅。スペインの信号は点滅から赤までが異常に早い。
いそいで渡ろうとした飼い主。
しかしそんな飼い主の焦りとは裏腹に、ドーベルマンちゃん、何を思ったか横断歩道ど真ん中で
モリモリとウ〇コしはじめた(笑)

信号は赤に。車道からはクラクションの嵐・・・。



本題に戻ろう。

ザラっと近所を回る。毎年イビサに来てるわけじゃないけど、たぶん今年はメチャメチャ観光客少ないのでは??

ホテルへ戻り、水着に着替える。
僕は海が嫌いだ(笑)
しかし、せっかくの地中海なんで、入るつもりで水着は用意していた。

ホテルから、道を挟んですぐビーチ。ここはイビサで最もメジャーなビーチとされる「 Playa d’En Bossa」というビーチだ。



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ビーチも吸殻だらけ。
トップレス率は高し。 しかしノーモア・トップレスなセニョリータももちろんいる訳で・・・。

シュノーケリングしようと思ってて水中写るんですも持ってきてたのに、そんなビーチじゃなかった。
思い出にチャプンと浸かってすぐさま出る。
端から歩いたつもりけど、ビーチパーティーには出会わなかったなー。

ビーチ遊びに飽きて、いいかげんまともなメシが食いたくなってきた。
タクシーを拾い「Can Salinas」へ向かう。
ここは高城剛氏監修の「Go! IBIZA」でも紹介されてたパエリアで有名なお店。
タクシーに乗ると、前をMICRA(MARCHのヨーロッパ仕様車)が走っていたので、タクシーの運ちゃんに「That’s Japanese car!!」と思わず話しかける。
「Are you Japanese? Nissan is good car!」と運ちゃん。
僕: 「Japanese name is MARCH!」
運: 「MARCH? MARCH is good car!」

その後も何やら話していたが、わからないのでとにかく相槌を打つ。

車の温度計を指差し「今日は38℃あるぜ!Very hot ! 」みたいな運ちゃん。
「サーティエイト?! ジャパン イズ トゥエンティーエイト グライヨ!」とテキトーな英語。

なんとなくだが会話も弾み、Can salinas到着。


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店に近づくとハスキーヴォイスのチャンネーが「Hola!」と迎えてくれた。
しかし難しい顔で「Uno?(1人か?)」とチャンネー。
「Si uno(うん、1人)」と答える。

オープンキッチンから見える調理中のパエリアを指し、「パエリアはこのデカいパエリアパンで作るんだよ?1人前はできないよ!」みたいな事言ってたんだろうなー。

「Can you speak English?」と言われ自信満々で手を交差し「No!」
参ったな顔のチャンネー。

「2人前からしかできんとわかるよ!わかるけど食べさして! Very hungry!」と僕。
スタッフが「どうした?」みたいにゾロゾロ出てきた。1人が小声で「japones?」と言ったので「Yes! japones!」と答えた。
「わざわざ日本から来たけん、食べさして!」と頼む。
みんなしてスペイン語であれこれ言ってくるので、「うーん、わからん!」と言ったら、チャンネーが巻き舌で「oh・・・ワカラン・・・」と空を仰いだ(笑)

手にしていた旅行用スペイン語辞典を拝借するチャンネー。伝えたい言葉は見つからなかったらしいが、
「すごくおいしい!」という単語を開き、パエリアを指差し「Riquisimo!」と言った。

みんなで笑ってたら、シェフの1人がタッパーのような物を持ってきてなにやら会議が始まった。

するとチャンネーから席へ案内された。やった!

メニューを見せてもらい、米のパエリアではなく、パスタで作るフィディウアのシーフードをチョイス。
「何か飲むか?」と聞かれたので「cerveza (ビール)!」と元気に注文。

ビールとTapa(あて)?が運ばれる。


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カラッとした暑さの中、テラスで呑むビールは美味いいいいいいい。オリーブも超美味し。



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数十分後、念願のフィディウアとご対面!!



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美味い!美味い!美味い!ビールもすすむ!

皿に分けて食ってたけど、他のテーブルで食べてた欧米人はパエリアパンから直接食べてた。なんだ、直接いいのか・・・。
ガツガツ食って、キッチンのチャンネーとスタッフに「Riquisimo!」と声をかけたら「やれやれ」みたいな感じで笑ってた。

しかし、さすがに3分の2ぐらいのところで限界に達してきた。
水をもらって一息ついてたら、「finished?」とチャンネーが来た。

「Lo siento(ごめんなさい)」と言うと皿を下げたチャンネー。しばらくすると、タッパーみたいなんに残りを詰めてきてくれた!
さっきのオッチャンがこうしろと言ってたんだろう。Gracias!オッチャン!

会計を済ませ、お礼を言ってたら、「Go! IBIZA」にも載ってた店長?らしき人も出てきてのでお礼を言い記念撮影。



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ありがとう、Can salinas。
イビサで一番思い出になりました。


ああ、結局また1日分で終わった・・・続く・・・