Yu-kiの記事

Road to 地デジ

どもyu-kiです。

いやー、早いもので今年も残り僅かですね。
スポーツ観戦が大好きなワタクシは今年もWBCやらW杯予選やらサガン鳥栖やらバレーボールのグラチャンやらと色んなスポーツに年中楽しませていただきましたが、来年はもっとTVに釘付けな日々になりそうです。

そうです。
来年はバンクーバー五輪とW杯南アフリカ大会が開催されるのでスポーツファンとしては堪らない年になるわけです。

TVに映る上村愛子や中村俊輔に歓声や奇声をあげるのはまず間違いないでしょう。

そんな時、「せっかくなら大画面で五輪やW杯を楽しみたいな~」

というのがスポーツ大好き人間の性というもの。

そこで未だにブラウン管TVとVHSユーザーの「地デジ」ならぬ、「未デジ」人間のワタクシは11月某日、昨今のデジタル家電状況を確認すべく我らがP-sukeのお店「パナパナ」に伺いました。


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しばらく近況を話した後、早速本題へ。

開口一番、


「プラズマTVとブルーレイ・レコーダーを欲しいんですけど。できれば破格値で!」


とド真ん中のストレートを投げ込んだところ、いきなりフルスイングで返してきたP-suke。

カタログに顎を乗せ、前のめりの格好でアピールしてきました。


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「で、幾らぐらいすんの?」

というワタクシの内角高めのビーンボールに、

「まあまあ、値段の話は後でゆっくりと」

と、ハイビジョンとフル・ハイビジョンの違いを丁寧に説明してくれるP-sukeでしたが、ワタクシの厳しい直球攻めに若干引きつり気味の笑顔。


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電卓を打つ手も微かに震えてる気が…


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そこで、押され気味のP-sukeに援護射撃を!

と思ったのかパネルを持ち出し必死に売りこみをするP嫁。



「ほら、今29型で観てる人はー!?」


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「クルっと。」


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「42型ぐらいがベストと思われますよー!」


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あー、なんと美しい夫婦愛。

健気なP嫁の姿にワタクシの心も揺れ始めます。



P息子まで、

「親父のTV最高やろ?」


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と、どや顔でワタクシを見つめるので完全に形勢は逆転。

追い詰められるワタクシ。


そこに、トドメを討つように現れたP母ことパナ社長。


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もはや高田社長越えの笑顔で「ズバリ!」セットをゴリ押ししてきます。


このままでは今すぐにでも契約書に判子を押しそうな気配だったので、「一旦考えてくるわ」と言い残しこの日は逃げるように「パナパナ」を後にしました。





そして数日後。


一家総出のパナパナ攻勢の前に形勢不利のワタクシは、酔わせて口説くという学生のコンパみたいなノリで価格交渉をしようと、ビール片手に再び「パナパナ」を訪れました。


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案の定、酒が入って上機嫌のP-suke。なぜか電卓二つを用いどんどん値段を下げてきます。

ホント、相手がP-sukeひとりなら楽勝なんですけどね(笑)


と、そんなダメ夫を見兼ねたのかまたリングに上がってきたデキる嫁。


「しっかりして!Pちゃん!!」

と嫁が叱咤するも、ヘベレケのP-suke、


「てやんでいっ!」

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と、鼻を鳴らすことしかできず敢え無く選手交代。

急遽、嫁vsワタクシによる価格バトルへ…


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激しいバトルを繰り広げること数時間。
気づけば時刻は深夜1持。

P息子も眠りに落ちたなか、


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一向に終着が見えない嫁vsワタクシの戦い。




そこに、女神が現れたのです。

この日忘年会だったP母ことパナ社長がヘベレケで帰宅。


ワタクシ達のバトルを見るやいなや、


「嫁よ、そこから2万円引いてあげなさい」


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と、まさかの天の声。

さすが親子。P-sukeと同じで呑んだら訳分かんなくなるP母に救われました。


ということで交渉成立。


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無事契約書に判を押し、後は納品日を待つばかりです。






そして、待つこと一週間。


遂に…

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我が家に…

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プラズマTV&ブルーレイ・レコーダーがっ!!!!

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いやー、デカイ。


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右下の「バルサン」と比較するとその大きさは容易く想像できるでしょう。

P嫁の忠告通り42型にして良かった、良かった(^-^)



この日のP-sukeはビールをあおっていたこないだとはうって変わり良い仕事してくれました。
中学からの付き合いですが初めてカッコいいと思ってしまいましたよ。


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というわけで大満足だった今回のお買いもの。

みなさんも家電をお買いものの際は是非「パナパナ奥村」をご贔屓に!

あっ、ビールを片手にですよ~(^O^)/



「パナパナ奥村」



大きな地図で見る

ロスタイムの奇跡!!!!

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どもyu-kiです。

みなさん見ました?
5日に行われた今季のJ2最終節、サガン鳥栖vsセレッソ大阪。
ワタクシ私用のためどうしてもスタジアムへは行けなかったのですがスゴイ試合になりました。

しかも相手は既にJ1昇格を決め、この試合にJ2優勝を賭ける強豪セレッソ大阪。

もうこの試合を最後に退団する岸野監督への思いがボールに乗り移ったとしか思えないロスタイムの奇跡。
そのあとはもうお祭り騒ぎです。

これだからサッカーファンはやめられません。
サガン鳥栖が好きでホント良かったです。

では、1-0でリードされたロスタイムからノーカットでどうぞ!

鳥肌&号泣動画ですよー!
ハンカチ、いやバスタオルの準備を忘れずに!!








松本GMの監督復帰も決まったことですし来年こそJ1へ行かせていただきますよ~(^-^)


音楽賞あれこれ

どもyu-kiです。

早いものでもう師走ですね。
毎年この時期になると国内外問わず音楽賞の話題が目立ってきます。
グラミー賞のノミネートもあったみたいですね。

ワタクシも一応英米の音楽賞はざっと目を通すのですが、国内の音楽賞には全く興味が無いというのが本音です。

だって見て下さいよ。
今年の「日本レコード大賞」の優秀作品賞のノミネート。


「安芸の宮島」 水森かおり▽「Infinity」 GIRL NEXT DOOR▽「YELL」 いきものがかり▽「おまえを連れて」 北川大介▽「Someday」 EXILE▽「Stand by U」 東方神起▽「手紙~親愛なる子供たちへ~」 樋口了一▽「ときめきのルンバ」 氷川きよし▽「また君に恋してる」 坂本冬美▽「Lick me」 倖田來未 ▽「Rain Is Fallin’」 w-inds.G-DRAGON(BIGBANG)



一曲も知らねー…

ぽかーんです。ホントに一曲も聞いたことないので一応youtubeで何曲か視聴してみましたがコレがもう酷いのなんのって(唯一、坂本冬美の歌の上手さにはビックリしましたが)。

もうゴミソングのオンパレードじゃないっすか!
90年代Jポップの悪しき遺産を未だに引きずる下世話なシンセとヴォーカルだけが異様にデカイ耳障りなプロダクション。
最悪。視聴した時間返せ、オラ!

お前らにはオリジナリティってもんが無いのかね。
プライドってもんは無いんすか?

こんなんが日本のポップ・ミュージックの最高峰なんて本気で思ってる人いるのでしょうかね。


しかもこの「日本レコード大賞」。
レコード会社の利権で各賞が決まるらしいんです。

「去年は〇クターさんに大賞譲ったんで今年は我が〇vexが大賞は頂きで」

とか

「新人賞は〇ONYの彼を押しときますんで作曲賞は〇ニー・キャニオンの彼に決定ってことで!」

みたいな。


なので大賞と新人賞は夏には決定してるとのこと。
年末にお茶の間に垂れ流されるのは出来レースの茶番というわけです。


昨今レコード会社はCDが売れない、売れないと騒いでますが原因が自分達にあることを何故気付かないんでしょうね。

CD不況をダウンロードや若者の音楽離れのせいにする前にこんな利権争いやめて良質な音楽を作ることに専念すれば少しは状況も変わると思うんですがね。


と、国内の音楽賞批判を繰り広げちゃいましたが昨今は英米の音楽賞の商業化も著しく米のグラミー賞や英のブリット・アワードの権威も失われつつあります。


そんな中、ワタクシが毎年楽しみにしてるのがイギリスで最も権威ある音楽賞と言われる「マーキュリー・プライズ」です。

この賞はその年にイギリスで発売されたアルバムの中から最も優秀な作品を一枚選ぶというシンプルなものなのですが過去の受賞作品を見ても興味深いものばかりなので信頼に値すると思っています。

ちなみにここ数年はエルボー、アークティック・モンキーズ、アントニー&ジョンソンズ、クラクソンズ等が受賞。

そして今年のノミネートはフレンドリー・ファイアーズ、グラスヴェガス、カサビアン、
ホラーズ、ラ・ルー、バット・フォー・ラッシェズ、フローレンス・アンド・ザ・マシーン等超豪華な陣容です。


そんななか今年のマーキュリー・プライズを授賞したのがコチラ。


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スピーチ・デベルのデビューアルバム、「Speech Therapy」です。
なんとこのアルバムはマーキュリー・プライズを授賞するまで僅か3000枚しか売れてなかったそう。
この事実からもマーキュリー・プライズがセールスや人気で授賞作品を選ばないというのがお分かりになるはずです。

ワタクシも正直授賞のニュースを見るまで彼女の存在を知りませんでした。
でも視聴して即買い。もはやこのアルバムの虜です。

基本的にはオーガニックでジャジーなアコースティク・トラックのラップ・アルバムなのですがとにかく彼女の繊細でキュートな声が最高です。
まるでザ・ルーツが演奏するDJプレミアのトラックをローリン・ヒルが歌う様と評するメディアもあるほど。

一聴する限りでは地味な印象を持つかもしれませんが聴く度に胸を打つ最高のレコードなんで興味ある方はコチラの動画をどうぞ。











彼女のように一夜にしてシンデレラ・ガールになる夢物語も音楽賞の魅力だと思うので日本のメディアにももっと頑張ってもらいたいものです。

ま、無理な話でしょうけど…














eiji,31 濃ゆすぎて

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どもyu-kiです。

先日、yeah!yeah!crewのeijiがお誕生日を迎えられました。

31歳になられたそうです。
ワタクシは保育園からの付き合いなので出会って27年くらいでしょうか。

あの頃は誰の目から見てもカワイイeiji君だったのですが最近は人一倍メタボ体型を気にするヴィジュアルもキャラも濃いナイス・ミドルに成長されてます。


さしずめ「eiji,31 濃ゆすぎて」といったところでしょうか。


ちなみに上の画像は伝説のドラマ、「age,35 恋しくて」ですね。
ブログタイトルが思い浮かばなかったので完全にこじつけです。しょうもなくてすんませんm(__)m

でもあのドラマの中井貴一のようなドロドロの結婚生活は送るなよ!というメッセージを暗に込めてたりもします。
幼なじみのワタクシからの愛あるプレゼントと思ってもらったら幸いですね。





では誕生日パーティーを「えむや」にて催しましたのでその模様をどうぞ。


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ハハ。eiji君ゴキゲンですね。
喜んでもらって良かったです(^-^)



えむやのマスターいつもあざーす!
チゲ鍋美味しかったです。


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ちなみに「えむや」、現在バイト募集中だそうです!

勤務時間、給与などは相談に乗るとのことなので興味ある方は下の番号までどうぞ。

TEL:0955-43-2922


ちなみにマスター、現在彼女募集中だそうです!!
気になる方はお気軽にえむやへGO!ですよー。




さて、誕生日パーティーの方は二次会会場の「coco」へ。


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「coco」でも盛大に祝ってもらってeiji君感激してました。
最終的にはユニコーン大熱唱大会になってましたが…


あらためてeijiおめでとう!
ダイエット頑張ってね(^o^)


では最後に「SASUKE」出場を目標に筋トレに励むケロロの舞いでお別れです。


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お見苦しい画像失礼しました~m(__)m



伊坂幸太郎 原作映画をハシゴしてみる

どもyu-kiです。

最近飲み会の模様しかアップしてなかったのでたまには映画の話でも。

yeah!yeah!crewの映画マニアであるRyuからまた大量にDVDをレンタルしたのでその中から今回は「重力ピエロ」と「フィッシュストーリー」を紹介します。

2作品とも人気作家、伊坂幸太郎の原作を映画化した話題作ですね。

過去にも「陽気なギャングが地球を回す」、「アヒルと鴨のコインロッカー」、「死神の精度」、「ラッシュライフ」と多数映画化されてきた伊坂幸太郎作品。
今後も「グラスホッパー」と本屋大賞と山本周五郎賞をダブル受賞した「ゴールデンスランバー」の公開も控えてますし今もっとも映像化のオファーが多い作家と言えるんじゃないでしょうか。

ちょっと映画化しすぎとも思いますが伊坂小説のファンとしてはやはり気になって観ちゃうんですよね。



ではまずは「重力ピエロ」から紹介します。


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監督:森淳一
出演:加瀬亮、岡田将生、吉高由里子、渡部篤郎、小日向文世、鈴木京香


あらすじ


仙台の街で起こる連続放火事件。放火現場の近くには必ず奇妙なグラフィティアートが描かれていた。過去に辛い記憶を抱える泉水と春の二人の兄弟は、事件に興味を持ち謎解きに乗り出す。グラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎を解き明かしたとき、その先に見えてくるものとは。


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この作品は数ある伊坂作品の中でも最も映像化が難しいと言われていたので正直期待半分、不安半分で観始めたのですがワタクシ的にはなかなか楽しめました。

小説を読んだ時の衝撃には及びませんが監督、スタッフ、役者の熱みたいなモノが伝わってくる良い映画です。

原作に比べミステリー的要素を控えめにし家族の物語に光をあてたことが功を奏してますね。
あの重厚なストーリーを2時間の映像作品にするには最善の選択だったのではないでしょうか。

そして映画化が決まった際最も懸念されたのが主人公のひとり、弟の春を演じる俳優は誰か?という点だったのですが若手俳優の岡田将生がミステリアスでピュアな春を魅力的に演じてます。

まだ荒削りではありますが「天然コケッコー」の時から成長しましたね。
最近の若手俳優はヴィジュアル先行の一本調子の演技しかできない大根ばっかなので
今後も期待したいです。

もちろん脇を固めるベテラン俳優の演技も見どころの一つですよ。
重苦しいストーリーに彩りを与え魅力的な作品にしたのは両親役の小日向文世と鈴木京香の力が大きいでしょう。
狂気を秘めた渡部篤郎の演技をもうちょっと観たかった気はしますが…

脚本をもう少し煮詰めれば後半まで緊張感が保てたのでは?とかも思っちゃいましたが原作を読んでて結末を知ってたのでそこは仕方ないですね。

でもなかなかの良作です。
一人でじっくり観るには最適の映画ではないでしょうか。







では続いて「フィッシュストーリー」を紹介します。


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監督:中村義洋
出演:伊藤淳史、濱田岳、多部未華子、森山未來、大森南朋


あらすじ

1975年、「セックス・ピストルズ」がデビューする1年前。日本の売れないパンクバンド「逆鱗」が解散前の最後のレコーディングで演奏した「FISH STORY」という曲が時空を超えて奇跡を起こし、地球を救う。


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こちらは伊坂作品を映画化した「アヒルと鴨のコインロッカー」を手がけた中村義洋監督と同じ制作スタッフが再びタッグを組んだ作品です。
来年公開予定の「ゴールデンスランバー」も中村監督が手がけるみたいですね。

同じ監督がメガホンを取ることで予定調和な作品になるのでは?との不安はありますが「アヒルと鴨のコインロッカー」はまあまあ面白かったので是非頑張ってもらいたいものです。

さて、話を「フィッシュストーリー」に戻しましょう。
こちらは重苦しいストーリーの「重力ピエロ」とは違いエンターテイメント作品となっています。

「FISH STORY」という曲を契機に色んな時代で起こる奇跡をオムニバス的な演出で紡いだ作品なのですが、ちょっと脚本に無理があるなというのが正直な感想でしょうか。

一つ一つのエピソードが魅力的なだけにもうちょっと丁寧に扱ってほしいと思ってしまいました。

音楽映画でありがちな当てフリの演奏シーンではなく演者が練習して実際に演奏しているなど役者の頑張りは伝わってくるのですが展開が早過ぎてイマイチ感情移入出来ないんですよね…
伊坂小説ファンの期待を裏切らないようエピソードを詰め込んだのかもしれませんが、ここは腹を括って映画自体の作品性にこだわってほしかったところです。

でも多数出演する若手俳優陣が頑張ってるのは評価していいでしょう。
特に「アヒルと鴨のコインロッカー」にも出演していた濱田岳は今回も素晴しいです。
ワタクシは彼のデビュー作である「金八先生」の時から見てますがほんと良い俳優になりましたね。

さっきも言いましたが大根イケメン俳優(もはや俳優と呼ぶのもはばかれますが)にはもうウンザリなので彼みたいな志しの高い俳優がもっと注目される事を切に願います。

というわけで若手俳優見本市としても楽しめますしエンターテイメント作品なので家族やカップルで楽しく観るのにオススメです。






今回は伊坂幸太郎原作作品を二本ハシゴして見ましたが同じ作家の作品でも監督や脚本の違いでこんなにカラーの違う映画になるんだなと改めて感じました。

新刊も出てるみたいだし伊坂小説久々読もうかな(^-^)