GRACE 続編 by UNDERCOVER x FIGARO JAPON


以前のChiroのブログで紹介されていた、UNDERCOVERの写真集「GRACE」。

GRACEというのは、白いクマのぬいぐるみをバラバラにして、それをつなぎ合わせて出来ているぬいぐるみクリーチャーのことなんですが、ストーリーがちゃんと出来ててそれに基づいた写真集になっているんです。

私も同じ写真集持っているんですが、先日この写真集の続編にあたる写真集が、雑誌「FIGARO JAPON」の付録として発表されました。

全部には付いてないんですが、一部にだけおまけでUNDERCOVERのトートバックが付いていたためか、結構入手困難な状態になってたので、アンダーカバー福岡に頼んでひいててもらってたのをようやくゲットしました。


こちらが最初に出た「GRACE」写真集。15,000円也。

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で、こちらが今回出た FIGARO JAPON の 「GRACE 」写真集。 550円也。

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破格ではありませぬか。。しかもこちらは限定トートバック付き。。 ↓

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たしかに内容は16ページしかなく、もちろん凝った装丁ではないし、雑誌の付録なので紙もまぁ普通のものですが、写真のクオリティは相変わらずすさまじいです。(きれいに全部お見せできないのが残念)


今回も恒例となった黒澤フィルムスタジオが照明などをサポートしてます。映画ばりに一つ一つのセットが細かく造りこまれていてCG無しというのが信じられないくらいストイックな写真です。圧巻。服ブランドなのに服が完全に脇役に徹している点もおもしろいです。


さて、UNDERCOVER、東コレを経てここ数年ずっとパリコレに出てますが、今回はショーをやりませんでした。LOOKのみでの発表です。写真は、STYLE.COMで全て見れます。

モデルがランウェイを歩いてきているように見えるので一見普通のショーみたいですが、実はLOOK撮影のみなのです。

これも黒澤チームとの共同作業らしく、写真的にもかなりかっこいいし、何より個人的に今期(てか 09-10 A/W ね)のレディースはいつにも増して好きな感じでした。まぁわたくし男子なので着れませんが。。

ブランドや服に興味なくても写真だけでも見る価値ありますよこれは。森の中にランウェイってありえなくないっすか。

ヘアメイクはおそらく今回もモッズヘアの加茂さんなのでしょう。ランウェイの銀紙?とうまく調和しててかっこいいです。


6月にイタリアはフィレンツェで開催される世界最大級のメンズプレタポルテ見本市Pitti Uomoでやるという当ブランド最初で最後(と言われている)メンズコレクションも期待大。(ミーハーです。。)


<おまけ>

昨年末に福岡であった The Sound And The Fury という GRACEをライブで作るというイベントのひとコマ。JONIOさん、DOLL MAKING 中。

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浅野忠信さんも音響班で来てました。高木完さんの作り出すノイジーな音に合わせてギターを鳴らしてました。かっこよかったっす。(かなりミーハー。。)


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新譜レビュー


31bvviz2hsl_ss400_ 坂本龍一の『out of noise』買いました。昔art of noiseっていうグループがいたけどあまり関係なさそうです。(藤原ヒロシとムラジュンのイベントMellow Madnessでもかかっていたmoments in loveって曲好きだったなー。)



で、今回のアルバムcommonsmartというレーベルからの発売で、CDよりも音質の良い配信盤/48KHz 24bit AIFF形式、mp3形式 320kbpsとアルバム解説や参加アーティスト紹介、さらに多数の写真を掲載したブックレット付きの“フルアートワーク盤”、アートワークを排除することで低価格を実現し、純粋に「音源」のみを楽しんでもらう目的で制作された“パッケージレス盤”、アナログカット盤の、計5形態でのリリースだそうです。自分は早く聴きたかったんでITMSで買いました。
内容的にはミニマルな音響系といった感じで、いわゆる坂本龍一って感じのピアノの曲は3曲しか入ってません。美術館とかでかかってたら良さそうな感じ。

アルバムの最後に本人による曲紹介が入ってるんですが、備長炭の音とか北極圏でフィールドレコーディングして録音した何万年も前の氷河が溶けた水の音!も使われてるらしいです。こういうのって音聴いただけではわかんないんで、解説あるといいです。普通に話も面白いし。あと今回もコーネリアスゲスト参加してます。気になる方は是非。

カレー情報 二日市「小林カレー」


今日は比較的めずらしいスープカレーをメインに出すお店に行ってきました。

福岡のカレージャンキーたちの間で何かと話題になっている、福岡県筑紫野市二日市にある「小林カレー」です。前々から行きたいと思っていたのですが、如何せん微妙な場所にあるので足を運ばずじまいになっていたところです。

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JR二日市駅の目の前にあって、上の写真を見てもらうとわかると思いますが、一見やばそうなたたずまいをしています。。

ちなみに店内はこんな感じでいたって普通です。

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メニューはというと、チキンカレー、キーマカレー、シュリンプカレー、ブラックカレー(イカ墨) があり、それにトッピングとして、ひれかつ、からあげ、やさい、チーズ が用意されています。

辛さは、ふつう、チョイ辛、中辛、大辛、激辛 の5段階から選択できます。


もちろんはじめてのお店だったので、チキンカレーを注文しました。それにブロガーたちがこぞって「絶対やさいはトッピングしたほうが良い」と書いていたのでやさいをトッピング。

チキンカレー(650円) + やさいトッピング(100円)

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チキンは骨付きで1本まるごと入っています。きちんとスプーンで軽くほぐれるくらいに煮込んであります。この骨付きチキンのほぐれ易さって非常に重要ポイントなんですよね。

たった100円でこんなにトッピングされるの?と思うくらいに、素揚げしたやさいがたくさん乗っています。なす、にんじん、じゃがいも、かぼちゃ、ブロッコリー、れんこん、ピーマン、かいわれ(かいわれはデフォルトで付いてるようです)。それにえのきも添えてあり、ごはんの上には干したクコの実がキュートに置かれています。


今回は中辛を選択しましたが、それほど(私にとっては)辛くなく、もう一つ上の辛レベルにすればよかったかなと思いましたが、味は非常にあっさりとして美味しかったです。やさいをトッピングしたせいか、やさいの甘みとカレーのピリ辛感が絶妙に合わさって、最初のほうより、食べ続けるにつれて美味しさが増していくようなカレーでした。


キーマカレーとブラックカレーも気になるので、ここはリピートしたいお店ですね。


<お店情報>
小林カレー
場所 : 福岡県筑紫野市二日市中央2-6-11
TEL : 092-928-3202
営業時間 : 11:00~15:30、17:00~21:00


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お店情報 佐世保「アミューズメント」


昨日の続きです。

視覚的にアーティスティックなものをインプットした後は、自分自身もアーティスティックに変身して自我をアウトプットしたいと思うのが、ワンランク上を目指す30歳男子の常ではないでしょうか・・・


10代後半~20代中ごろまでは、飯代を惜しんでまで持っている金のほとんどを服に注ぎ込み、毎日全身超ハイクオリティなオシャレクローズに身を包みながら、あのブランドの限定スウィングトップが出ただとか、あのスニーカーブランドのあの型番の履き心地はまさに「百恵の唇」のようだとか、あのジャケットの前身頃の切り替えし処理は傑作だったとかなんとかウンチクばっかりたれながら、自宅のワードローブが自慢の服や靴で埋まっていくのをただただ快感に感じていたバカな時代もありましたが、そんなわれわれも最近はだいぶ落ち着いてきました。

しかし、「三つ子の魂百まで」とはよくいったものです。やはりオシャレへの欲求は何歳になっても完全には枯渇しないのですね。


まさに青春時代を「服」とともに歩んできたと言っても過言ではない、Yu-ki、Chiro、そしてわたくしMarは、アーティスティックな休日にふさわしいシメとして、春物メンズウェアを物色しに、長崎県佐世保市の「AMUSEMENT」に行ってきました。

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ワンランク上を目指す30代男子のわれわれとって、この「AMUSEMENT」は、佐世保でも3本の指に入るハイファッションなセレクトショップで、なかなか地方では手に入りにくいブランドのプロダクトが結構普通に置いてあったりして、佐世保に行ったときには必ずと言っていいほど寄るお店の一つなのです。デザイン、ファブリック、ネーム、ファッション性のあらゆる点においてハイレベルなものばかり取り揃えてあり、リーズナブルなものから、そこそこお値段のはるものまで様々なものが置いてあるのですが、ここで購入したものたちはハズレがなく、だいたい同級生の身内の女子たちの前に着ていくと「オシャレやね」と言われます。


だから調子にのってまた買っちゃうというスパイラルに陥っているのですが・・・


というわけで、今日はそろそろ暖かくなってきたときに、サラリと羽織る春物をいくつか購入しましたのでご紹介しましょう。

1点目。

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春にレイヤードスタイルを楽しむ一つの方法として、分厚いアウターをワードローブに押し込む代わりに、こんなミディアムウェイトなワークベストはいかがでしょうか。

ダブルジップの裾口を少し開け、インナーをのぞかせるもよし。

ボーダーパーカーの上に軽く羽織り、外気の冷たさを遮断しながらも春の訪れをポップに表現するもよし。

アームホールが小さくワークベストの割りに全体的にシャープな印象が残る、なかなか使い勝手のよい1品じゃないかと思います。

着こなし例はこちら ↓

dsc_1256 dsc_1258 dsc_1257 アッパー部分のドット2トーンブロックがオシャレなオールスターの新作とともに。



2点目。

dsc_1265 小春日和の休日に、公園でT-Shirt一枚キャッチボール。よくある光景です。

でもいい汗かいた帰りがけはちょっと肌寒いなそんなとき、さっと羽織れるこのナイロンジップアップパーカーブルゾンなんかいかがでしょうか。

表はパープルのナイロン生地で、裏地はハイスクールなモスグリーンのタッターソールブロックチェック薄手ネル(って言っていいのかな・・)。かわいく仕上げてあります。

フード部分は襟の中に折り込んで収納できるようになっており、全体的にタイトでショーティーな作り。

風の強い日は裾のドローコードを引っ張ってもっとタイトに。穏やかな気候の日にはフロントジップを開けて、かわいい裏地やインナーのロンTを見せてもよし。


着こなし例はこちら ↓

dsc_1273 インナーの、ボートネック定番セントジェームスはスタイリスト私物です。


次回は「夏直前!今年も T-Shirt で差をつけろ!」特集でお会いしましょう。


<お店情報>
AMUSEMENT アミューズメント
場所 : 長崎県佐世保市栄町3-6
TEL : 0956-22-3242



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つくしん子 春の展示会


友達のsakiちゃんが展示会をしているということで、フリッパーズギターなんか聴きながら、Yu-ki と Chiro とのんびり遊びに行ってきました。

有田近辺で作陶をしている方々8人の展示会で、会場は有田町中の原にある「ギャラリー小さな展示室」というところです。

少し曇っていたのであんまり良い写真ではない↓ですが、川の隣にあるその名の通り小さな展示室でほのぼのした雰囲気です。

dsc_1253 有田町でもこの「中の原」近辺は、小川のせせらぎやら、山の麓の澄んだ空気が気持ちよくて、私も好きなところですねー。


中はこんな感じになっていて、各テーブルにそれぞれの作家さんの作品が並んでいます。

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作家さんごとに雰囲気が全然違っていておもしろいです。少し写真でご紹介しましょう。


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平日はだいたい電磁波全開デジタルワーカホリックな生活なので、こういったアーティスティックな日はとても大事ですね。

常に感性は磨かないといけないと思っていますが、普段は音楽を聴いたり、本を読んだり(見たり)、映画を観るくらいしかできないので、時間があればこうやって足を運んで、いろんな芸術(空気感も含め)に触れる機会をできるだけたくさん持ちたいと思います。

綺麗なもの、美しいもの、良いもの、楽しいものに触れるのは、精神的な肥やしにもなりますしね。


パーティーではがっつりビートの効いたダンスミュージックばかりかけていますが、ほんとはこんなナチュラルダビーな雰囲気が好きです。実は音的にも。(DJ失格か?・・)


2009年3月1日~3月15日(Sun)までやってるそうなので、みなさん是非行ってみて下さい。このブログを読んで来たと言えば、sakiちゃんが素敵な器で美味しいアールグレイを出してくれるそうです。

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