ロスタイムの奇跡!!!!


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どもyu-kiです。

みなさん見ました?
5日に行われた今季のJ2最終節、サガン鳥栖vsセレッソ大阪。
ワタクシ私用のためどうしてもスタジアムへは行けなかったのですがスゴイ試合になりました。

しかも相手は既にJ1昇格を決め、この試合にJ2優勝を賭ける強豪セレッソ大阪。

もうこの試合を最後に退団する岸野監督への思いがボールに乗り移ったとしか思えないロスタイムの奇跡。
そのあとはもうお祭り騒ぎです。

これだからサッカーファンはやめられません。
サガン鳥栖が好きでホント良かったです。

では、1-0でリードされたロスタイムからノーカットでどうぞ!

鳥肌&号泣動画ですよー!
ハンカチ、いやバスタオルの準備を忘れずに!!








松本GMの監督復帰も決まったことですし来年こそJ1へ行かせていただきますよ~(^-^)


音楽賞あれこれ


どもyu-kiです。

早いものでもう師走ですね。
毎年この時期になると国内外問わず音楽賞の話題が目立ってきます。
グラミー賞のノミネートもあったみたいですね。

ワタクシも一応英米の音楽賞はざっと目を通すのですが、国内の音楽賞には全く興味が無いというのが本音です。

だって見て下さいよ。
今年の「日本レコード大賞」の優秀作品賞のノミネート。


「安芸の宮島」 水森かおり▽「Infinity」 GIRL NEXT DOOR▽「YELL」 いきものがかり▽「おまえを連れて」 北川大介▽「Someday」 EXILE▽「Stand by U」 東方神起▽「手紙~親愛なる子供たちへ~」 樋口了一▽「ときめきのルンバ」 氷川きよし▽「また君に恋してる」 坂本冬美▽「Lick me」 倖田來未 ▽「Rain Is Fallin’」 w-inds.G-DRAGON(BIGBANG)



一曲も知らねー…

ぽかーんです。ホントに一曲も聞いたことないので一応youtubeで何曲か視聴してみましたがコレがもう酷いのなんのって(唯一、坂本冬美の歌の上手さにはビックリしましたが)。

もうゴミソングのオンパレードじゃないっすか!
90年代Jポップの悪しき遺産を未だに引きずる下世話なシンセとヴォーカルだけが異様にデカイ耳障りなプロダクション。
最悪。視聴した時間返せ、オラ!

お前らにはオリジナリティってもんが無いのかね。
プライドってもんは無いんすか?

こんなんが日本のポップ・ミュージックの最高峰なんて本気で思ってる人いるのでしょうかね。


しかもこの「日本レコード大賞」。
レコード会社の利権で各賞が決まるらしいんです。

「去年は〇クターさんに大賞譲ったんで今年は我が〇vexが大賞は頂きで」

とか

「新人賞は〇ONYの彼を押しときますんで作曲賞は〇ニー・キャニオンの彼に決定ってことで!」

みたいな。


なので大賞と新人賞は夏には決定してるとのこと。
年末にお茶の間に垂れ流されるのは出来レースの茶番というわけです。


昨今レコード会社はCDが売れない、売れないと騒いでますが原因が自分達にあることを何故気付かないんでしょうね。

CD不況をダウンロードや若者の音楽離れのせいにする前にこんな利権争いやめて良質な音楽を作ることに専念すれば少しは状況も変わると思うんですがね。


と、国内の音楽賞批判を繰り広げちゃいましたが昨今は英米の音楽賞の商業化も著しく米のグラミー賞や英のブリット・アワードの権威も失われつつあります。


そんな中、ワタクシが毎年楽しみにしてるのがイギリスで最も権威ある音楽賞と言われる「マーキュリー・プライズ」です。

この賞はその年にイギリスで発売されたアルバムの中から最も優秀な作品を一枚選ぶというシンプルなものなのですが過去の受賞作品を見ても興味深いものばかりなので信頼に値すると思っています。

ちなみにここ数年はエルボー、アークティック・モンキーズ、アントニー&ジョンソンズ、クラクソンズ等が受賞。

そして今年のノミネートはフレンドリー・ファイアーズ、グラスヴェガス、カサビアン、
ホラーズ、ラ・ルー、バット・フォー・ラッシェズ、フローレンス・アンド・ザ・マシーン等超豪華な陣容です。


そんななか今年のマーキュリー・プライズを授賞したのがコチラ。


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スピーチ・デベルのデビューアルバム、「Speech Therapy」です。
なんとこのアルバムはマーキュリー・プライズを授賞するまで僅か3000枚しか売れてなかったそう。
この事実からもマーキュリー・プライズがセールスや人気で授賞作品を選ばないというのがお分かりになるはずです。

ワタクシも正直授賞のニュースを見るまで彼女の存在を知りませんでした。
でも視聴して即買い。もはやこのアルバムの虜です。

基本的にはオーガニックでジャジーなアコースティク・トラックのラップ・アルバムなのですがとにかく彼女の繊細でキュートな声が最高です。
まるでザ・ルーツが演奏するDJプレミアのトラックをローリン・ヒルが歌う様と評するメディアもあるほど。

一聴する限りでは地味な印象を持つかもしれませんが聴く度に胸を打つ最高のレコードなんで興味ある方はコチラの動画をどうぞ。











彼女のように一夜にしてシンデレラ・ガールになる夢物語も音楽賞の魅力だと思うので日本のメディアにももっと頑張ってもらいたいものです。

ま、無理な話でしょうけど…














eiji,31 濃ゆすぎて


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どもyu-kiです。

先日、yeah!yeah!crewのeijiがお誕生日を迎えられました。

31歳になられたそうです。
ワタクシは保育園からの付き合いなので出会って27年くらいでしょうか。

あの頃は誰の目から見てもカワイイeiji君だったのですが最近は人一倍メタボ体型を気にするヴィジュアルもキャラも濃いナイス・ミドルに成長されてます。


さしずめ「eiji,31 濃ゆすぎて」といったところでしょうか。


ちなみに上の画像は伝説のドラマ、「age,35 恋しくて」ですね。
ブログタイトルが思い浮かばなかったので完全にこじつけです。しょうもなくてすんませんm(__)m

でもあのドラマの中井貴一のようなドロドロの結婚生活は送るなよ!というメッセージを暗に込めてたりもします。
幼なじみのワタクシからの愛あるプレゼントと思ってもらったら幸いですね。





では誕生日パーティーを「えむや」にて催しましたのでその模様をどうぞ。


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ハハ。eiji君ゴキゲンですね。
喜んでもらって良かったです(^-^)



えむやのマスターいつもあざーす!
チゲ鍋美味しかったです。


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ちなみに「えむや」、現在バイト募集中だそうです!

勤務時間、給与などは相談に乗るとのことなので興味ある方は下の番号までどうぞ。

TEL:0955-43-2922


ちなみにマスター、現在彼女募集中だそうです!!
気になる方はお気軽にえむやへGO!ですよー。




さて、誕生日パーティーの方は二次会会場の「coco」へ。


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「coco」でも盛大に祝ってもらってeiji君感激してました。
最終的にはユニコーン大熱唱大会になってましたが…


あらためてeijiおめでとう!
ダイエット頑張ってね(^o^)


では最後に「SASUKE」出場を目標に筋トレに励むケロロの舞いでお別れです。


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お見苦しい画像失礼しました~m(__)m



村上春樹氏も大好きな、湘南大磯「船橋屋」の柿の種をもらいました!


どうもどうも、Marでございます。


yu-kiが中堅作家の映画ネタだったので、それに呼応するかの如く、あたくしは大物作家に関係した食ネタを。


uncosaicoでおなじみのayaちゃんが九州に遊びに来た時、村上春樹氏の話をしていたら、ayaちゃんが「実家の近くに村上春樹がよく柿ピーを買いに行く煎餅屋さんがあるから今度お土産に持ってくるね」と言ってくれていました。



あたくしは柿ピーというよりも「柿の種」が大好物で、ビールのつまみになるお菓子で何が好き?と聞かれて答えるファブフォーならぬマイファブファイブと言えば、


・枝豆
・フライビーンズ
・ビーフジャーキー
・ジャイアントコーン


そして、


・柿の種


という具合なのであります。



新潟から元祖柿の種として有名な浪花屋の柿の種を取り寄せて食べたりするくらい結構好きなお菓子の一つです。



ayaちゃんとはその時はたぶんそんなに詳しく話したわけではなかったと思いますが、ちゃんと覚えてくれていました!


そしてShinjiがこないだ東京に遊びに行ったときに、その柿の種を託けてくれたのです!ありがとうayaちゃん!(お礼が遅くなってごめんね。ちゃんとブログで紹介したかったので。)




これがその柿の種。柿ピーではなく柿の種オンリーです。柿ピーよりも柿の種だけが好きと言っていたことまでちゃんと覚えていてくれたとは感激。しかもayaちゃんからのあたたかくてかわいらしくておもしろい手書きメッセージ付き。


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さて、この柿の種、どこのお店のものかと申しますと、湘南は大磯町にある「船橋屋」というところのものだそうです。


村上春樹氏は大磯に10年以上も住んでいました。(もしかしたら今でも日本にいる時は南青山の家と大磯の家を行ったり来たりしてるのかもしれないので「住んでいます」と言った方が正しいのかも。詳しくはわかりません)


それで、氏のエッセイの中でこの「船橋屋」の柿ピーのこともちょくちょく出てきているらしいです。



そこでこの度、あたくしが持っている村上春樹のエッセイ本のいくつかを、再度パラパラとめくってみましたが、残念ながら「船橋屋」に言及している箇所を見つけることはできませんでした。


氏のエッセイはおおよそ読んでいるので、もしかしたらどこかで読んでるのかもしれませんが、おそらく遠い土地のお店のことだったので記憶に留まることなく、海馬もスルーしていたのでしょう。



しかし、「船橋屋」についての箇所は見つけれませんでしたが、柿ピーに関することを書いてあるのは見つることができました。

エッセイ集「村上ラヂオ」の中に、「柿ピー問題の根は深い」というタイトルでたった4ページですが柿ピーについて書かれています。

DSC_0620 DSC_0621 (ジョジョ好きのtaQmaへのオマージュとして、DIO持ちしてみました)



その中で村上氏は柿ピーについて、


—-
柿の種が漫才で言う「つっこみ」なら、ピーナッツは「ぼけ」にあたるわけだけど、ピーナッツにはピーナッツの洞察があり、人柄があり、ただの頷き役では終わっていないところがよい。柿の種のつっこみをさらっと受けて、鋭く切り返すこともある。

柿の種はそのへんを承知の上で、自分の役割を意識的にいくぶん過剰に演じている。まことに絶妙なコンビというべきか、あうんの呼吸がとれている。
—-


というように、優れた食品であると賞賛しています。




しかしそのような優れた食品である柿ピーも、「他者が介在してくると、柿の種とピーナッツの減り方のバランスが狂ってくる」という問題点があると指摘しています。

例えば2人で柿ピーを食べるときに、一方がピーナッツ好きだとピーナッツばかりが減って最後に柿の種だけが残ってしまうとか。



氏はあたくしと同じようにピーナッツよりも柿の種の方が好きであることを明言した上で、柿ピーを食べる中に次のような思いをあることも合わせて書いています。


—-
柿ピーを食べるときには、僕は自分の内なる欲望をできる限り抑え、柿の種とピーナッツをなるべく公平に扱うように努めている。

自分の中に半ば強制的に「柿ピー配分システム」を確立し、その特別な制度の中に、偏屈でささやかな個人的喜びを見いだしているのである。

世の中には甘いものと辛いものがあって、両者は互いに協力しあって生きているのだという世界観を、あらためて確認する。
—-



こう書かれると、村上春樹ファンおよび柿の種ファンのあたくしとしては、やっぱりピーナッツより柿の種のほうが好きと言えども、柿の種だけを食べるのではなく、ピーナッツ入りの「柿ピー」を食べなければならないのかなとも思ったりしましたが、でも柿の種だけのほうが絶対美味しいと思うんですよねー。。



で、お味の方は、、、



っと、ただ単に食べてもいいのですが、遠い土地からayaちゃんがせっかくプレゼントしてくれたので、ここは一つ、ayaちゃんも楽しみに読んでくれているという、あたくしの連載「Marピーの30分クッキング」のコーナーでこの柿の種を使った料理を紹介してみようと思います!




つづく。





伊坂幸太郎 原作映画をハシゴしてみる


どもyu-kiです。

最近飲み会の模様しかアップしてなかったのでたまには映画の話でも。

yeah!yeah!crewの映画マニアであるRyuからまた大量にDVDをレンタルしたのでその中から今回は「重力ピエロ」と「フィッシュストーリー」を紹介します。

2作品とも人気作家、伊坂幸太郎の原作を映画化した話題作ですね。

過去にも「陽気なギャングが地球を回す」、「アヒルと鴨のコインロッカー」、「死神の精度」、「ラッシュライフ」と多数映画化されてきた伊坂幸太郎作品。
今後も「グラスホッパー」と本屋大賞と山本周五郎賞をダブル受賞した「ゴールデンスランバー」の公開も控えてますし今もっとも映像化のオファーが多い作家と言えるんじゃないでしょうか。

ちょっと映画化しすぎとも思いますが伊坂小説のファンとしてはやはり気になって観ちゃうんですよね。



ではまずは「重力ピエロ」から紹介します。


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監督:森淳一
出演:加瀬亮、岡田将生、吉高由里子、渡部篤郎、小日向文世、鈴木京香


あらすじ


仙台の街で起こる連続放火事件。放火現場の近くには必ず奇妙なグラフィティアートが描かれていた。過去に辛い記憶を抱える泉水と春の二人の兄弟は、事件に興味を持ち謎解きに乗り出す。グラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎を解き明かしたとき、その先に見えてくるものとは。


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この作品は数ある伊坂作品の中でも最も映像化が難しいと言われていたので正直期待半分、不安半分で観始めたのですがワタクシ的にはなかなか楽しめました。

小説を読んだ時の衝撃には及びませんが監督、スタッフ、役者の熱みたいなモノが伝わってくる良い映画です。

原作に比べミステリー的要素を控えめにし家族の物語に光をあてたことが功を奏してますね。
あの重厚なストーリーを2時間の映像作品にするには最善の選択だったのではないでしょうか。

そして映画化が決まった際最も懸念されたのが主人公のひとり、弟の春を演じる俳優は誰か?という点だったのですが若手俳優の岡田将生がミステリアスでピュアな春を魅力的に演じてます。

まだ荒削りではありますが「天然コケッコー」の時から成長しましたね。
最近の若手俳優はヴィジュアル先行の一本調子の演技しかできない大根ばっかなので
今後も期待したいです。

もちろん脇を固めるベテラン俳優の演技も見どころの一つですよ。
重苦しいストーリーに彩りを与え魅力的な作品にしたのは両親役の小日向文世と鈴木京香の力が大きいでしょう。
狂気を秘めた渡部篤郎の演技をもうちょっと観たかった気はしますが…

脚本をもう少し煮詰めれば後半まで緊張感が保てたのでは?とかも思っちゃいましたが原作を読んでて結末を知ってたのでそこは仕方ないですね。

でもなかなかの良作です。
一人でじっくり観るには最適の映画ではないでしょうか。







では続いて「フィッシュストーリー」を紹介します。


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監督:中村義洋
出演:伊藤淳史、濱田岳、多部未華子、森山未來、大森南朋


あらすじ

1975年、「セックス・ピストルズ」がデビューする1年前。日本の売れないパンクバンド「逆鱗」が解散前の最後のレコーディングで演奏した「FISH STORY」という曲が時空を超えて奇跡を起こし、地球を救う。


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こちらは伊坂作品を映画化した「アヒルと鴨のコインロッカー」を手がけた中村義洋監督と同じ制作スタッフが再びタッグを組んだ作品です。
来年公開予定の「ゴールデンスランバー」も中村監督が手がけるみたいですね。

同じ監督がメガホンを取ることで予定調和な作品になるのでは?との不安はありますが「アヒルと鴨のコインロッカー」はまあまあ面白かったので是非頑張ってもらいたいものです。

さて、話を「フィッシュストーリー」に戻しましょう。
こちらは重苦しいストーリーの「重力ピエロ」とは違いエンターテイメント作品となっています。

「FISH STORY」という曲を契機に色んな時代で起こる奇跡をオムニバス的な演出で紡いだ作品なのですが、ちょっと脚本に無理があるなというのが正直な感想でしょうか。

一つ一つのエピソードが魅力的なだけにもうちょっと丁寧に扱ってほしいと思ってしまいました。

音楽映画でありがちな当てフリの演奏シーンではなく演者が練習して実際に演奏しているなど役者の頑張りは伝わってくるのですが展開が早過ぎてイマイチ感情移入出来ないんですよね…
伊坂小説ファンの期待を裏切らないようエピソードを詰め込んだのかもしれませんが、ここは腹を括って映画自体の作品性にこだわってほしかったところです。

でも多数出演する若手俳優陣が頑張ってるのは評価していいでしょう。
特に「アヒルと鴨のコインロッカー」にも出演していた濱田岳は今回も素晴しいです。
ワタクシは彼のデビュー作である「金八先生」の時から見てますがほんと良い俳優になりましたね。

さっきも言いましたが大根イケメン俳優(もはや俳優と呼ぶのもはばかれますが)にはもうウンザリなので彼みたいな志しの高い俳優がもっと注目される事を切に願います。

というわけで若手俳優見本市としても楽しめますしエンターテイメント作品なので家族やカップルで楽しく観るのにオススメです。






今回は伊坂幸太郎原作作品を二本ハシゴして見ましたが同じ作家の作品でも監督や脚本の違いでこんなにカラーの違う映画になるんだなと改めて感じました。

新刊も出てるみたいだし伊坂小説久々読もうかな(^-^)